先日、仕事で尾道に行きました。主催者は、看護師さんたちで、いつものように熱い。つくづく器や入れ物じゃなくて、マインドだって思う出来事がありました。

泊まったのは、「千光寺山荘」。古めかしいけれど、生け花が活けてあって、料理もおいしい。仲居さんも親しみやすくて、ハードの分まで人の心がカバーしてた。

「尾道ラーメンを食べたい!」とふらふらしていたわたしに、「あっ!」と、声を掛けてくれた男性。「僕、以前、講演聞かせていただきました」と。ラッキー。「おいしいラーメン屋さん紹介してください」「それなら『みやち』がいいですよ」。紹介された店は、10人も入るといっぱいの小さな、決して「きれい」といえない店。でも、ほんと、愛想もよく、何といってもとってもおいしい。地元の人も並ぶだけのことがありました。

どちらも、器は、大したことなくても、ハートが感じられた。なのに、「しまなみ交流館」。すごい建物なのに、「あれダメ」「これダメ」と、お客さんのことなんて、見ていない。せっかく、いいハードがあるのに・・・。そう思うと、残念。

つくづく、器じゃなく中身・・・と、感じました。