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ケセラセラ日記 大谷由里子のココロの元気 あなたにも届けます!

Aug.

13

2013

笑顔の理由

「笑顔の理由」

「ステキな笑顔ですね」
「ほんと、いつも笑っていますね」
ありがたいことに、よく人に言ってもらえる。
「『笑顔が大切』と言われる講師は、たくさんいるけれど、ホンモノの
笑顔の講師って、少ないのに、ホンモノですね」
などと言ってもらうこともあれば、
「やっぱり、その笑顔、作ってるんですか?」
などという質問もある。
 本当に意識しているわけでもない。何より笑顔がそんなに難しいもの
だと思ったこともないし、そんなに意識するものだとも思ってない。
でも、言われてみれば、笑顔で損したことなんてほとんどない。それよりも、
確かに、得したことはたくさんある。
 近所の人が一緒にご飯に連れて行ってくれたり、プレゼントもよく
もらった。美人じゃないけど、それなりにモテた。
「君の笑顔を独り占めしたい」
なんてことも言われた。(笑)
「なんで、わたし、こんなに笑顔なんだろう?」
ふと考えてみた。
 わたしの父は、戦前生まれの医者だった。
「お父さんは、毎日、しんどそうな患者さんを看ているんだ。だから、家で
家族までしんどそうだったら、許せない」
そんなことを言う理不尽な人だった。だから、わたしたち家族は、どんなに
嫌なことがあっても、しんどくても、父親の前では、ご機嫌に笑顔でいなければ
ならなかった。ちょっとでも不機嫌な顔をしたら、容赦なく平手どころか
げんこつが飛んできた。今から思えばDVもいいところ。
 そのおかげで、多少嫌なことがあっても、ご機嫌に笑顔で生きて行くことが
見に着いたとしか思えない。そんな話をある講演会でさせてもらった。
その後、お客さんのひとりの女性からメールをいただいた。

 わたしの主人も医者です。毎日、家で不機嫌です。だから、もう別れようと
思っていました。でも、今日の講演を聴いてハッとしました。
 うちの主人も、毎日、一日中、病気の人を看ていたんですよね。きっと、
嫌な顔もせずに診察していたと思います。そんなこと、一度も考えたことなかっ
た。彼の不機嫌ばかりを責めてました。
 これから、笑顔で迎えてみようと思います。

 わたしの笑顔の理由が、ひとりのお医者さん、救えたかな?
 だったら、とっても嬉しいな。

Comments(2)

川嶋 ひろみ様 2013年8月13日 18:24

わたしの たったひとつの微笑みが

わたしの たった一言が

たった一人の人を救えた。

・・・しびれます

大谷由里子 2013年8月15日 14:21

ありがとうございます。うれしいです。

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