Jul.
09
2007
知覧
京セラ労働組合さんのお仕事で、鹿児島に。わたしのパートナーの島田守が、「知覧に行きたい」と言うので、久しぶりに知覧まで足を伸ばしました。そして、「特攻平和会館」へ。
「中では、別行動だよ」と、わたしの条件。あんなに悲しい場所、涙を見られるのが嫌で、誰かと一緒になんかいることできないです。かつて、知覧商工会の方に連れてもらった時も、「大谷さん、1人で見学してください」と言われた。最初は、「なぜ?」と、思ったけれど、すぐにその意味が分かった。
死を覚悟するということがどういうことか。残された手紙、遺書の数々。ほんと、「わたし、何してるんだろ?」。山ほどいろんなことを考えさせられます。
そして、「どうして、こんなことが起こるまで、誰も何もできなかったんだろう?」そう思うと、むなしくなっちゃいます。この夏、石原慎太郎さんのこの知覧を舞台にした映画もできます。「生きる意味」を考えさせられる場所です。
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Jul.
06
2007
ナナ・コーポレート・コミュニケーションズ
7月3日の日、「月刊総務」という企業の総務部の方々対象の雑誌を作っているナナ・コーポレート・コミュニケーションズさんの創業10周年記念セミナーに講師で行かせていただきました。この会社の社長は、かつて、リクルートの社内報「かもめ」の編集長だった福西七重さん。
27歳で企画会社を設立して、いろんな会社の社内報の制作を手伝っていたわたしは、すごい社内報があると聞いていた。それが、「かもめ」だった。社内報なのに、「誰が結婚した」などという情報はなく、「社員の、役に立つ社内報」を目指していた。わたしは、どうしても、この「かもめ」のノウハウを学びたくて、リクルートの広報室に頼みこんで、自分の会社の社員を「かもめ」編集部に出向させてもらった。
その時には、福西さんは、独立されて、「ナナ・コーポレート・コミュニケーションズ」という会社を作っておられたけれど、わたしは、ずっと、福西さんにお会いしたかった。
そして、今回の機会。めっちゃ、嬉しかった。その日、リクルート社の創始者江副浩正氏もごあいさつされてました。ミーハーなわたしは、ちょっと、ドキドキ。
わたしの原点のひとつを思い出した一日でした。
Comments(3)
- pecco様 2007年7月 9日 12:33
こんにちわ
2度目の書き込みさせていただきます。その創業者の創業した会社にいたのですが、
内定者時代から自宅にかもめが届きました。
就職したあとも地方出身なので実家の両親あてに
ずっと送られており、帰省時に両親からかもめネタで話されてびっくり、などということもありました。福西さんは年賀状が「福西かもめ様」で届いたことがあるそうです。(その葉書もかもめで見ました)
- 大谷由里子 2007年7月11日 23:54
芸名、福西かもめ・・・にしたら、楽しそう。ペンネームでもいいかも。別キャラが作れると楽しそう。こんなこと、言ったら福西さん、怒るかな。
- 土井 都由美様 2007年9月 6日 09:38
初めまして。
私も、リクルートの出身者です。
新人間も無い頃に、「かもめの○○」ですという電話を取って、いたずら電話と勘違いして、何度も名前を聞き返してしまいました。
(汗)
隣にいた、先輩社員が、やり取りに気がついてかわってくれましたけれど・・・
「かもめのジョナサン」という本をぱくったいたずら℡だと思ったのですが、公報室がそういう名前だと教えられ、すごい会社だと思いました。地方の支社に勤務していましたが、取材にこられて、日々ばたばたと仕事をしていた私は、デスクに居るとき以外はつねに、小走りで移動。
ゴミ箱だろうが、先輩社員の営業かばんだろうが、私の進行をさまたげるものは、けり倒していたのですが、途中でかもめの取材の方に捕獲。
「ゴミ箱を蹴飛ばしながら、忙しく働く新人○○さん。仕事に対する意気込みは、支店一!?」
という見出しで、私がゴミ箱をけり倒している写真付きで全支店に配布されてしまい、とても恥ずかしい思いをしました。でも、目だってなんぼ☆のりクルート
支店長からは「これで、メジャーだね」といわれました。今でも、懐かしい日々です。
しばらく、メーカーの営業をしていましたが、どうしてもまた広告作りに携わりたくて、広告会社に転職しました。
そこで、社長命令で、社内報を作るようにと・・・
そして、手渡されたのが、福西さんの本の案内チラシでした。久しぶりに江副さんのお姿を拝見して、リクルートの日々が走馬灯のように横切りました。
リクルートの卒業者が、あちこちで頑張っている情報を耳にするたび、うれしくもあり、夢をまだ実現できないで居る自分にあせりも感じます。
Jul.
05
2007
(@_@;
「なんでー!?」と、思うくらい忙しい。かつて、かわいがってもらった社長に言われた。「『忙しい』という漢字は、『心を亡くす』と書くんだよ。『忙しい』時には、『心を亡くしちゃだめだよ』」と。そして、「忙しい」時には、この言葉を思い出すようにしている。
もっとも、忙しい理由は、自分。何か、思いっきり、いろんなことをやりたくて、いろんなスケジュールを入れちゃっている。仕事にからめて、近場に遊びに行ったり、無料で、お礼のセミナーをやったり。やらなくていいこといっぱい作っている。
理由は、やっぱり、「動いてないと不安」だから。こういうの、絶対によくない。心を亡くす素。でも、人生には、何回かこんな時がある。そして、後から振り返ったら、めちゃめちゃ成長しているのもこういう時だったりする。そして、今、いっぱいやりたい。いっぱい出会いたい。ひょっとしたら、動かなきゃならない時期なのかも。ここしばらく、心を亡くさないようにしつつ、いっぱい動くぞー。
Comments(2)
- 沖本るり子様 2007年7月 6日 21:10
同感です。
忙しいのにやらなくていいこともやってしまうけど
やらないとこれまた
心がすっきりしないような気もいたします。が、忙しいからといって
ついつい身近な人には
何でも手抜きになってしまいます。
ちょうど、今日
忙しいかもしれないけど・・・と
ビジネスパートナーに注意されたところです。
心なくしていたようでした。
- 大谷由里子 2007年7月 9日 14:14
大切なのは、「忙しい」を周囲の人に言わないこと・・・らしいです。言われても困るそうです。たしかに・・・(笑)
Jul.
03
2007
総社市市民大学
先週の土曜日の日、総社市の市民大学の講師をしてきました。
70歳を過ぎたおばあちゃんが、講演後、わたしの本を買ってくださいました。そして、わたしに声をかけてくださいました。
「今日の話を聞いて、70歳を過ぎたわたしだけれど、今日から『使命』を考えるわ」
この言葉を聞いて、わたしも、当社の島田社長も当日のスタッフも「グッ」ときました。
どんな話を聞いても、「動こう」と、思うのは、100人のうち10人くらいらしい。その中で実際に動く人は、1人らしい。そんな中で、このおばあちゃんの言葉。感動でした。
この総社市には「宝福寺」という禅寺があります。宝と福は、金や銀じゃなく、全の極みだそうです。物じゃなく、「心」なんですよね。ちなみに、JR西日本の岡山のキャンペーンのポスターをご存知の方。ポスターに載っていた座禅の写真は、このお寺です♪
Comments(5)
- NAOKO様 2007年7月 4日 20:29
「出会い力」の本を読んでからすっかり大谷さんのフアンになってしまいました。共感するところいっぱいあります!!私も人と逢う機会が多いのでたくさん、勉強させて頂いてます。
毎日ブログ開けるのが楽しみです。 今度は講演を聞きたいです。 何時の日か真名板の事もいっぱいお話できたらいいな。
- SEIKO様 2007年7月 4日 23:25
こんばんは。
総社の講演会では、大変お世話になりました。
本当に元気をもらえた1時間30分でした。
楽しい話ばかりではなく、がけっぷちの話も大変参考になりました。
最後に会場から出てこられた、70歳のおばあちゃんの言葉「使命を持って生きます」に
励まされましたね。
企画したこちらが、元気と使命をもらった様な気がします。
こんな出会いに感謝して
これからも笑顔で、いろいろな人の心に火をつけてくださいね。
3年前から思い描いていた、大谷さんの講演会
夢を持ち続けて、叶った瞬間でした。
皆さんに言いたいです。
どんな夢でもみないと、叶わないことを教えてもらいました。
同行くださった、島田さんの笑顔も忘れません。
ありがとうございました。
- 大谷由里子 2007年7月 5日 10:46
いっぱい、夢を見れる自分でありたいですね。町も人も元気になったらいいな♪
- ねずみ様 2007年7月 9日 15:37
総社の市民大学講座,楽しかったです。
本も購入し,サインまでしていただいて,ハッピーになりました。本も早速2冊読みました。すごく元気になりました。
いろんなことやりたい!って,今,すごく思っています。
ありがとうございました。
- 大谷由里子 2007年7月18日 01:28
ぜひ、いろんなこと、やろう!
Jun.
28
2007
病気!?
健康管理・・・なんて言っていても、どうしょうもないこともある。わたしの年齢になると、みんな健康に気を使っているにもかかわらず、健康診断に引っかかったりする。
わたしも、その1人になるなんて、まさか思ってもいなかった。一時は、「手術になるかも・・・」などと言われ真っ青。「どのくらいの入院になりますか?」「結果次第では、長引くかも。そうなると1~2週間かかるかも」。ひえーっ。仕事どうしょう。どれだけの人に迷惑かけるんだろう。
結果・・・なんともなく、手術の必要もなく、本日も元気にお仕事。あー、怖かった。神様にひたすら感謝です。平和な日々がこんなに大切なんだと、つくづく感じた一週間でした。
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- せきぐち様 2007年6月28日 20:06
今日は、さつまいもの苗採りと、タマネギの整理をしました。
昼前に、不整脈と異常な発汗があったので、主治医の元に行きました。
「この炎天下に、水も飲まんで、畑ばすっけんたい!!」と、すぐ追い返さ
れそうでしたが、脈を取った瞬間、「心電図の準備!!」と看護婦さんに指示しました。「脈のおかしか!」心電図の準備しながら、血圧を測ると、Drの顔色が変わりました。
「50/81、しかない!点滴の準備!!!」それから、心臓のお薬と、点滴でようやく症状は、安定してきました。
「あれ以上、心臓に負担掛けたら死んでたかも!」と脅かされました!
看護婦さんは、滝の流れるような全身の汗に、タオルを当て、介護してくれました。
「昼からは、畑に出ちゃだめ」と言われましたが、忙しいので、加勢に行きました。
出てくる汗が、薬臭かったです。
夕方は、タマネギ整理して、帰ってきました。今は安定しています。
今日、畑の手伝いに来てくれた皆さん。ありがとうございました。
Dr,看護師さん、ご心配をおかけしました。
- しまだ まもる様 2007年6月29日 15:43
せきぐち様、
お互いに体が資本、無理は禁物ですね。
先日、実家の田んぼで田植えをしました。
短い時間でしたが、子供の頃と違って、炎天下は体にこたえますね。今、体力づくりを課題に、ジョギングを始めようと思っています。まずは、ウォーキングからです。(笑)
- 大谷由里子 2007年7月 5日 10:40
お互い、若くないこと自覚しょーぜ!
- せきぐち様 2007年7月11日 19:19
お互い若くないですからねー!(笑)
ビリーのキャンプに入隊してみますか?・・・・・
- 大谷由里子 2007年7月18日 01:30
ビリー、三日坊主と海賊版がいっぱい出てきているそうです。(笑)
Jun.
26
2007
安全大会
この季節になると、各地、各企業の安全大会に呼ばれる機会が多いです。
最初、8年くらい前、この安全大会というものに呼ばれた時、「絶対に、もう安全大会に行くのはよそう」と、思った。義理で集まった人たち。聞く気の無い人たちの集団・・・という感じだった。それだけじゃなく、当時30代だったわたしは、そこに来ていた建設業の人から、「ねえちゃん、しゃべって、金もらえて、ええやろ」という言葉を投げつけられた。そして、わたしは、「なんで、こんなところで、わたしは、話をしなきゃならないんだろう・・・」と、真剣に思った。
なのに、自分の意にかかわらず、安全大会の仕事が増えた。ある日、わたしは、ふっきった。それは、父の事故だった。車で通勤中、飛び出してきた子供をよけて電柱に激突。集中治療室。要介護5の生活。やっぱり、事故は、出しちゃダメ。1人でも興味の無い人を興味のある人に変えようと思った。心の余裕と心の元気と安全を伝えようと思った。
相変わらず、「早く終われよ」なんて、態度で来る人たちもいっぱいいる安全大会。でも、必死でNO事故を目指す経営者もいっぱいいる安全大会。意味のある安全大会にするにはどうしたらいいか・・・。まだまだやることあるかも。
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Jun.
24
2007
寿命
うちの母は、もう3年、要介護5の父を介護している。しかも、今年になって、母は、「最期は家で」と、父を病院から退院させて、自宅で24時間体制で看護している。ほんまに、母のパワーには、感動する。そんな母の顔を見るために久しぶりに実家に。
「お父ちゃん、連れて帰るって言ったら、みんな『無茶や』って、言ったんよ。ところが、連れて帰ったら、気持ちが落ち着いたのか、どんどん、お父ちゃん良くなってきたわ」と、語ってくれた。実際、父は、ご機嫌。
「ほんま、人の寿命って、わからんわ。お父ちゃんをお見舞いにいろんな人が来てくれたけれど、そのお見舞いに来てくれた人が先に亡くなったりするんだから」と、今度は、最近亡くなった方々の話。
年齢からいえば、誰から先に亡くなっても、不思議じゃない。ただ、やっぱり、母には長生きして欲しいと、つくづく思った。
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- タカコ様 2007年6月25日 00:07
家は母子家庭です。
母が働けるのもあとわずか、25になって、まだまだ親孝行できてないから、ちゃんとしたいなと思いました。
- いまがわ@ひでき様 2007年6月25日 10:21
ご無沙汰してます。
状況は違いますが、うちの母は、ほぼ寝たきりの「爺ちゃん・婆ちゃん」を約5年も診てました。それは大変でした。
2人の介護は母が主に診てましたが、母の辛さをフォロー出来る人が・・・。大谷さんも、東京在住なので、難しいかとは思いますが、トータル的な「家族のフォロー」が大切ですね。介護士・ヘルパーさんの待遇改善も必要ですね。
- 大谷由里子 2007年6月26日 11:05
親孝行・・・わたしもテーマです。頭でわかっていても、なかなかできない。
- NAOKO様 2007年6月26日 11:46
先日ある方から「出会い力」の本頂きました。読みやすく、面白くニヤニヤしたり、うなずいたりアっと言うまに読見終えました。今度は時間をかけてじっくり拝見します。
特に「運のいい人」になるでは正に大谷さんそのものだとおもいます。あんなにステキな人」と巡り逢えたんですもの。ま!!欲を言えばもう少し背が高かったら?それは贅沢です。
お話いっぱい有るのですが追々させて頂きます。
{真名板の話}お楽しみに
- 大谷由里子 2007年7月18日 01:50
真名板のガキ大将でしたか?
Jun.
23
2007
産業分類部会
信州大学の舟岡史雄先生のご縁で、総務省の産業分類部会に委員の1人として参加させていただいています。先生は、「行政のための統計から国民のための統計」をおっしゃっています。
参加してみて、「おもろい!」。こんなものが、置き去りにされてたんだ。こんなものが、統計に反映されてたんだ。いろいろとためになります。統計のための統計なんかもあったりして、いろいろ考えさせてくれます。何よりも、今まで勉強が嫌いだった分、新しい情報が新鮮で楽しい。
先生が、「統計って、慣れないうちは、難しいかもしれないけれど、おもしろいよ」と、おっしゃった意味が少しわかった。わたしの仕事は、きっと、この難しいことを世の中に楽しくアウトプットして、たくさんの人がいろんな世界に目を向けてくれるきっかけを作ることだよなあ。
まだまだ難しい内容もいっぱいあるけれど、うちの講師陣にもアウトプットしてみて、楽しい使い方を研究してみようかなあ。
ちなみに興味ある人は、見てみてください。
http://www.stat.go.jp/info/guide/asu/2006/04.htm
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鹿児島にいらっしゃったのに講演聞けなくて残念でした。
元気をもらいたかったです。
知覧はほんとに感慨深いところです。
誰しも涙します。
次回、鹿児島来るときはぜひ聞きにいきます。
こちらこそ、よろしくです。