マダム由美子さんの書いた「プリマ・エレガンス」の魔法という本をいただきました。仕事がら、自分の本を配ることもあるし、たくさんの方から本をいただきます。送ってくださる方の気持ちも分かるので、できるだけいただいた本に目を通します。

正直、わたしは、マダム由美子さんという方を知らなかった。でも、「立ち居振る舞い」という言葉に惹かれて読んでみました。バレエリーナーの視点からの立ち居振る舞いの本なので、本当に美しく見えるノウハウがいっぱい。「ふーん。首はこの角度で見せるのがいいのか」「立ち方、座り方は、こうしたほうがいいのか」などなど、結構すぐに使えそうなものがいっぱい。めっちゃ、朝から背筋が伸びました。

何よりもステキだなって思ったのは、彼女のご主人が、わたしに手紙付きで彼女の本をプレゼントしてくださったこと。夫が妻の本を推薦・・・って、いいですよね。妻を自信持ってＰＲできるって、絶対にステキな夫婦なんだろうなあ・・・と、感じました。

今年になって、世の中の研修の傾向が明らかに違う・・・と、感じている。１０年前、「笑いのある研修」なんて言ったら、「あほか」という感じだった。けれど、今は、企業が、「笑いがあるほうが効果が上がるよね」に変わってきた。

何年か前は、「コーチング」の発注が主流だったわたしの研修が、今は、「モチベーションマネジメント」と「メンタルヘルス」が主流になってきた。何よりも、研修担当者の研修が増えた。ということは、情熱を持った研修担当者が増えてきた・・・ということ。だって、何年か前は、研修担当者は、研修するよりも、頼んだ講師に任せて、次の研修のプログラムを組むことが仕事だったりした。絶対に、世の中の研修が変わってきている。

わたしたちも、甘えてちゃだめ。ますます楽しくてためになって元気になる研修作ることしなきゃ。何か刺激があって、ワクワクです。「短く感じたけれど、内容があった」と言われたい。

昨日、今年初めてのゴルフに行きました。朝、４時半に起きて、５時半六本木発の地下鉄に乗りました。「朝早いし、すいてるだろうな」と、思っていたら、びっくり。通勤ラッシュ並みの混雑。きっと、朝まで遊んでたメンバーなんでしょうね。結構、疲れきっていて、電車の中でもふらふらの人もいる。と、仕事が終わって帰りという感じの人もいた。普段と違う人の動きを見ました。

東京から新幹線に乗ると、今度は、明らかに早起きしてどこかに出かける人たち。ゴルフに行く団体っぽい人、旅行に行く人、自宅に帰る感じの単身赴任ぽい人などなど。朝からウキウキとビール飲んでる人などもいました。

たまに休みに早起きしてみると、普段の違う人の流れを感じる。自分が普段見ている世界だけの価値観の中にいると、「間違うかも・・・」を意識した日でした。

１４日は、熊本で池田理代子さん、１５日は福岡で女優の星由里子さんと、作日は、別府でファッションジャーナリストの大内順子さんとメナード化粧品さん、朝日新聞社さん主催のトークセミナーでした。

かつて、高校生だったわたしは、「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」と、池田理代子さんの大ファン。ファンレターをかきまくり、バレンタインデーにはチョコレートを贈った。もちろん、こちらの一方通行の思い。でも、あれから約３０年。本人とホワイトデーに会えるなんて、最高に幸せです。

で、次の日は、おばあちゃんに母親が大好きな星由里子さんと出会い、ウキウキ気分で、セミナー終了後、「せっかくなんで別府で温泉♪」と、福岡から別府にレンタカーで移動したところ大雪。高速道路は湯布院から通行禁止。一般道路で向かったところ、雪で立ち往生。結局、６時間かけて迂回道路を使ってたどりつきました。

まさか、この時期に大雪を経験するなんて・・・。ほんと、一時は、「どうなるか」と、思いました。やっぱり。油断禁物。浮かれっぱなしじゃダメということかな。来週は、研修ウィーク。気を引き締めて、パワーアップです。

今、月１回から２回のペースで、我が志縁塾の講師の1人、小林久美さんにコーチしてもらっています。コーチというよりは、二人で旬の研修を考える目的ですが、結構、わたし、気づきをもらっています。英語で考えてみたり、日米の違いを比較してみたり、お互いに新しいネタを交換し合ったり・・・。

「大谷さんって、『自由』とか『やりたいことをしたい』って、言葉がよく出てくるよね」「やっぱり、そうか」なんて感じでやってる。そんな話をしながら、「今度、頼まれている原稿のテーマは、それで行こう」なんて考えている。

こういう時間って、結構大切かも。1人で考えていても行き詰まってしまう。でも、二人で考えていると思わぬ展開があったりする。「英語で考えるワークをするときは、質問も英語がいいかも」なんて、言いながら、自分も英語でいろんなことを考えている。

Ｗｈａｔ　　と、Ｗｈｏは、違う。わ「たしは何？」　と、「わたしは、誰？」は違う。今、わたしは、これを突き詰めたい。

１７日は、わたしの主宰するリーダーズカレッジ大阪校の卒業式でした。京都大学アメリカンフットボール部のヘッドコーチの西村大介さんに講演に来てもらいました。なぜ、安定した職を投げ打って、「無給でもいい」と、ヘッドコーチの道を選ばれたのか・・・。

「僕は、泣きたいんです」「感動したいんです」この言葉に思わずわたしもグッときました。彼の口からは、何度も、「なぜ、生きるのか」という言葉が出てきました。彼を動かした言葉は、「『もう一回、人生があったら、どんな人生を生きたい？』と、聞かれた時に答えられる人生は生きたくない」でした。

本当に熱い人、まだまだいっぱいいる。わたしも、人に何と言われようとも、絶対に「誰の人生とも交換したくない」と言える生き方し続けたいな。これから、しばらく、京都大学アメリカンフットボール部「Ｇａｎｇｓｔｅｒｓ」応援します。ちなみに、今年は、アメリカンフットボールのワールドカップがあるそうです。知らなかった・・・。（＾＾；

本日、わたしのコーチ、小林久美さんのセミナーでした。アメリカに１５年いた彼女。日米の比較の話や、英語で考えるとどうなるか、言葉のニュアンスなどを取り入れて、とっても楽しい２時間でした。

ｓｈｏｕｌｄ、ｃｏｕｌｄなどの助動詞のニュアンスなど、おもしろい気づきもありました。「ｓｈｏｕｌｄ」は、結構、「自分を縛るもの」だったりする。なるほど、「○○すべき」に捕らわれることって多い。ｃｏｕｌｄは、「できたらいいな」で結構、人ごと。

やっぱり、ｗｉｌｌが大切。まさに意思ですよね。わたしは、この１年で、1人でもたくさんの楽しくて、ためになって、元気になる講師を作って、世に出したい。

昨日、わたしのセミナーに来てくれたゆかりさん。ニートでひきこもりから、今は、勉強大好き、読書大好きに大変身。しかも、昨日は、「アキレス腱を切った」と、松葉杖姿で参加。

「松葉杖になったら、東京がいかにバリアフリーじゃないか分かった」と笑顔。彼女の笑顔、とってもステキです。

我が社の島田さんといい、セミナールームの講師陣の一人で、今やファミリーマートの年賀状売上では、トップクラスを記録するアーティストのハタタケルくんといい、わたしの周囲には、ニート、ひきこもり経験者がたくさんいます。その後の炸裂するパワーを見ていると、「ひきこもるのも時には大切かも・・・」なんて思ってしまいます。

それにしても、ゆかりさんの勉強意欲、すごいです。ホント、人が変わる時って、感動ですね。これがあるから、わたしも、ホント幸せです。